日本における災害の種類とリスクは?
9月1日は「防災の日」です。何故この日なのか皆様はご存じでしょうか?
遡る事、99年前。1923年に死者・行方不明者合わせて10万人以上という日本最大規模の被害をもたらした「関東大震災」が起きました。この最大規模の災害をきっかけに、「国民の災害に対する知識を深めると同時に対応出来る備えをしておく」ことを目的として1960年、当時の内閣により制定されました。また9月1日を含む1週間は防災週間として、全国各地で防災訓練など様々な活動が行われます。
昨今では2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による災害。東日本大震災が未曾有の被害をもたらしました。日本列島は地形的に地震が起きやすい場所に位置しており大きな地震が発生しやすい、いわば地震大国なのです。ただ、日本での自然災害の種類としては地震だけではもちろんありません。台風、集中豪雨、豪雪、洪水、土砂災害、津波、火山噴火など多くの種類の災害リスクに取り囲まれています。
そういった中でも地震は一度起きれば、甚大な被害をもたらします。
事実、日本における地震被害は他の種類の災害に比べ圧倒的に多いのです。
(出典・引用元:中小企業庁「我が国における自然災害の発生件数及び被害額の災害別割合」)
よって日本で暮らす私達には備蓄をはじめ地震対策は必要不可欠だと言えます。今日の防災の日は、そういった災害に対する備えを強く意識し実行する日なのです。
断水したらどうなる?
大規模な地震が一度起これば今まで当たり前だった生活は一変します。
どういう事かというと地震の影響により電気、ガス、水道、いわゆるライフラインが使えなくなる可能性が高くなります。断水でいえば、地面の強い揺れにより地中に埋まっている水道管の継手部分が外れるなどして損傷。通常通りに水が供給されなくなります。実際、東日本大震災でも広い地域が断水。水道が使えない状況が1週間、場合よっては半年も続きました。被災者は皆、節水生活を余儀なくされたのです。
水は生きていく上で必要不可欠です。
水分補給はもちろんの事、お風呂、料理、トイレなど普段も生活用水として使わない事はありません。
つまり水がなければ当たり前の生活を送ることが出来ないのです。
想像してみて下さい。
さっきまで蛇口をひねれば当たり前に出てきた水が突然出なくなる。水も飲めない、シャワーも使えない、もちろんトイレを流す事も出来ない‥ さっきまで当たり前だった私たちの生活が地震によって一瞬にして崩れ去るのです。
その状況が続き水分補給が出来なくなると私たちは、めまいや吐き気、筋けいれんと様々な健康障害が発生。そして最終的には命の危機に瀕し、3~4日で死に至ると言われています。1人暮らしなら尚更不安や危険度は増していく事でしょう。
備蓄水で防災対策
先程述べた様に水は人が生きていく上で最も重要です。
その為に、災害に対する備えとして水を確保しておく事が最優先となります。
つまり備蓄水を家に置いておくのです。
実は備蓄水が防災対策として有効なのは「飲む」ことだけではありません。
例えば停電時。ペットボトルの水をそのまま使えば懐中電灯などの光を増幅させ、より部屋を明るく照らすことができます。またペットボトルでは置く場所に困るという方にはウォーターサーバーが有効です。(ウォーターサーバーの有効性については、この後の章で詳しくご説明していきます。)
備蓄水生活をシミュレーションしてみた!
私たちは実際、どのくらい水を消費しているでしょうか?先ずは人が1日に取るべき水分量から見ていきましょう。一般的に人は年齢や体重、生活環境によっても変わってきますが 1人あたり2.5 リットル程度の水が体に必要だとされています。これは1日の生活で人の体から排出される量と同等です。つまり体から失われていく分、補給しなければ活動出来ないという事です。しかし、1日2.5リットル水分が必要と言っても、全て「飲み物」から摂取している訳ではありません。約1リットルの水分は食べ物から取っているとされています。
よって残りの1.5リットルを飲み物として取る必要があるのです。
次にお風呂、炊事、トイレなど普段の生活において必要な生活用水についてご紹介します。
平均的に私たちは1人200~300リットルの生活用水を使用していると言われています。
その割合としては下記グラフの内容になります。
(出典・引用元:東京都水道局「一般家庭水使用目的別実態調査」)
私たちは普段、この量を水道で賄っています。仮にこの水量を2ℓのペットボトルで用意しようとすると本数にして100本~150本、重さは約200~300Kgという途方もない数字になります。

普段は意識していませんが、1人暮らしだとしても想像以上に私たちは水を使っているのです。
日常も非常事態にも便利なウォーターサーバーがオススメ
2Lペットボトルの本数にして150本、重さ300kg。これほどの量を普段から備蓄しておくには収納スペースもとる上に、重量も負担になり備蓄は到底不可能です。しかし、日常生活、地震などの災害時には必須になってくる水量なのも事実。そこで有効なのが近年注目されているローリングストックという防災手法です。
これは少し多めに水や食料、生活用品を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足す。そうする事で常に一定量を家に備蓄しておく事が出来る方法です。
ローリングストック最大の特徴は普段の生活で消費しながらも無理なく一定量を備蓄しておく事が出来る点にあります。しかし、この方法でもさすがに2Lペットボトルを先程の量、消費しながら備蓄するのは難しいと言えます。
そこでおススメしたいのがウォーターサーバーです。
ウォーターサーバーであれば多くの水を、少しのスペースで保存、使用する事が出来ます。
特にアキュアマインのウォーターサーバーなら6.5Lもの水を新鮮な状態で保存、飲む事が出来ます。
また幅22cmという日本最スリム幅(機体のみ・JR東日本クロスステーション調べ)なので、置いておく場所を選びませんし、なんといってもウォーターサーバーなら簡単にお湯を使う事が出来ます。お湯が使えれば温かい飲み物、食べ物を作る事が出来ますよね。
これは日常生活でも大変便利ですが、実は防災においても非常に重要です。
何故なら災害など危機的状況において最も大切なもの、それは「心」だからです。
1995年に発生した阪神・淡路大震災でも多くの被災者の方が避難所生活を強いられました。
長きにわたる避難生活の中で最も喜ばれたもの、それはボランティアの方々によって提供された「温かい料理」だったそうです。温かい料理は人の心に安心感や活力を与えてくれます。
そういった意味でも自宅にウォーターサーバーがあり、簡単にお湯を使える。そして温かい飲み物や食べ物を得られる様にしておく事は防災の観点からも非常に重要だと考えます。
まとめ
「ウォーターサーバー?地震で停電になったら使えないんじゃない?」安心して下さい。
アキュアマインなら6.5Lの水ボトルに直接装着して使用出来る非常用コック(別売り)もあるので、仮に停電になりウォーターサーバー本体が使えなくとも水を使用する事が出来ます。こういった点も非常に安心だと言えます。
生きていく上で必要不可欠な水。普段の生活でも多く消費していること、地震などの災害時にはその水が使えなくなる可能性が高い事など水の大切さをお分かりいただけたと思います。
だからこそ、1人暮らしでも毎日使う事が出来て、災害時にも水を得る事が出来る。
そんな心強い存在としてウォーターサーバーの導入を是非ともご検討してみてはいかがでしょうか。
そして安心、安全な当たり前の日常を過ごして行きましょう。
執筆者プロフィール
のりゆき
元陸上自衛隊で自衛隊.警察経験者、防災士から成る総合危機管理チーム「OneProtect」代表。
個人、企業に対して多視点で危機管理力を提供。2児のパパでもある。趣味は料理、筋トレ、格闘技。
Twitterリンク→ https://twitter.com/eznoripapa

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